集

広 島醗酵会東日本支部平成16年度総会

日時:平成16年11月27日(土)午後3時〜5時30分
場所:八重洲“天山”(中国料理)
来賓:林 光則先生、小埜和久先生、垂水彰二氏
出席者:66名(来賓3名、会員63名)

 平成16年度広島醗酵会東日本支部総会が林光則元教授(昭24年卒)、小埜和久教授(広島大学、昭46年卒)、垂水彰二さん(宝酒造、昭47年卒)をご 来賓にお迎えして11月27日(土)に開催されました。
 総会は出穂義昭さん(昭45年卒)の司会で始まり、本年より新支部長に就任された若桜礼徳さん(昭29年卒)から歓迎と今後の抱負を交えて挨拶がありま した。続いて遠藤隆彦さん(平2年卒)から決算報告、北浦伸幸さん(昭54年卒)の監査報告があり、ご来賓の林、小埜両先生のご講演に移りました。
 林先生は、平成元年に母校をご退官後10年間近畿大学で教鞭をとられていましたが、講義風景や学生気質を広大時代と比較され大きく様変わりしていたこと を話されました。現在は悠々自適にお過ごしのご様子でした。
 小埜先生から西尾会長のメッセージが紹介されました。来るべき独立法人化により大学経営方法にもドラスティックな変革が求められ、明確な方向性、方針を 持って進んでいる、とのことでした。また平田先生から母校教授就任のメッセージのご紹介もありました。久しぶりの母校出身の教授ですので我々も先生のご活 躍に期待するところです。また、母校では広く社会との交流を求めており、我々年卒業生へ実業界での経験、成果の講義をお願いしたいとことでした。
 竹鶴前支部長(昭20年卒)の乾杯のご発声で懇親会が始まり、広島、母校などをテーマにしたクイズなどに興じて会は大変盛り上がりました。
 今年の催し物として宝酒造さんのご好意で焼酎の試飲会がありました。同社が取り扱う20品目近くの焼酎が展示されました。宝酒造さんと労をとっていただ いた垂水さんに深く感謝いたします。その垂水さんから「焼酎市場の動向と新製品開発」のご講演がありました。若年層のアルコール離れで清酒が減少したにも かかわらず焼酎特に乙種が増加したこと、甲乙の嗜好傾向が東日本と西日本では異なること、など興味深い講演でした。
 また、特別講演として竹鶴さんから「ニッカ70年の歩み」と題してのお話がありました。父君政孝氏は醸造技術習得のために英国留学をされましたが、その 足跡を竹鶴さんが訪ねる旅のお話でした。
 その後、会員ご提供の品物のオークションに移りました。本支部は、入会金と総会参加費、それにオークションの収益金だけで運営されています。本年も多く のご協力をいただいたことに感謝します。また今年も(株)ソルパックの藤田勉さん(昭41年卒)から多大なご寄付をいただきましたことを報告いたします。 時間は瞬く間に過ぎ、最後に宇津巻隆光さん(昭29年卒)のご挨拶で再会を誓い閉会しました。
 東日本支部は登録会員数201名で本年は66名(ご来賓を含んで)の参加でした。出欠締め切り時では50名強でしたが皆様方の呼びかけでかなり増えまし た。特に昭63年以降の参加者が18名で、新入会数も11名となりました。大変いい形になりつつありますので、今後とも皆様方にはご協力をよろしくお願い いたします。
(文責:昭48年卒 橘)




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